山形県の理にかなった公平感ある補助金

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太陽光発電を自宅の屋根に取り付ける場合、一番気にしたいのが、その日照時間と発電効率、それに設置に際する公共団体からの補助金制度です。
太陽光発電は、モジュール内のセルに光が当たることで、光電子によって、シリコンで出来ているセル内部のPチャンネル接合半導体とNチャンネル接合半導体間に整流作用が生じたものを、電力として取り出すわけですから、が当たらないと、発電効率が落ちるため、取り付けても意味がありません。
特に日中時間(関東、東北なら午前11時45分頃)の前後2時間が日射のピークで、この時間帯に日陰とならないなら、取り付ける価値があるのです。
しかし、セルは、周囲温度によっても発電効率が変わり、高温なら効率がやや落ちます。
気温差5度もあれば、平均効率は5%程度違ってきます。
つまりは、日照時間が長くとも温暖な地よりは寒冷な地を好むわけです。
例えば、日照時間全国43位の東北の山形県では、一位の宮崎県と比べて日中の平均気温では6度程度違いますから、温度による太陽光発電の発電効率としては6%程度山形のほうが良くなります。
一方、日照時間は年平均では、宮崎と山形の差は30%にあたる600時間もありますから、トータルでは25%程度、山形の方が太陽光発電の発電効率は不利ということになります。
もし公平な政治が行われているなら、国や都道府県自治体、市町村自治体の太陽光発電設置に際する補助金制度は、この指数を補うものであるのが、マコトの精神であるはずですが、各自治体の財政状況もあり、なかなかそうはいきません。
しかし多くの道府県民に不公平感が募るなか、比較的に妥当な太陽光発電補助金制度を実施しているのが山形県です。
山形県では、国の補助金に加え、太陽光発電システム出力1kWあたり3万円で、10kW未満に相当する299000円を上限に補助金が交付されます。
しかも山形県内の最大のメリットは県内の全市でも独自に補助金制度があること。
一部は予算執行により既に終了した市もありますが、これだけ公平感ある県は、被災した福島県以外に他にはありません。
また町村でも実施していないのが山間の4団体のみという状況です。
例えば県庁所在地の山形市では、1kWあたり3万円、上限額12万円の補助金を交付しており、例えば4kWの太陽光発電を設置すると国14万円、県12万円、市12万円の計38万円となります。
これは日照時間一位の宮崎県の県庁所在地、宮崎市の総計28万円より10万円も補助が多いことになります。
ただし宮崎県、市ともに既に補助金制度は終了済みですから、現在では26万円も山形市の方が補助金が多いということになります。
設置費用と補助金額の割合から算出すると13%山形のほうがよいことになりますから、発電効率の差の半分は穴埋めしてくれるわけです。